ズルしてもいい?
2001年10月23日☆お気に入り登録ありがとうございます。
「ウナギパイさん」
なんというか・・・オトコだったらこうありたい!
という生活をなさってるようで。
楽しませていただいてますぅ。
さて、タイトルのズル。
既に日記なのに日記でない。
そんならズルもありかと。
過去にHPに載せたものを転載しちゃう♪
見たことある方ごめんなさい(笑)
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
今年の元旦から母と喫茶店を始めた。太宰府天満宮内なので
初詣客を逃してはなるものかっ!と突貫工事での慌しい開店となり
嵐のような正月三が日を寝ずに過ごした。
なにしろワタシはサービス業の経験がまったくなく、疲れもピークに
達していた3日の午前中にヤツは現われた。
オトコ、25,6歳、小太り、メガネ、肩から大きなバッグ。
おまけに首からは細胞まで写せるんじゃないか?ってくらい
望遠レンズのついたカメラ。
お世辞にも清潔とは言い難い身なり・・・・
ワタシ「いらっしゃいませ〜♪」
妹 「あ、またきた・・・・」
ワタシ「ん?昨日も来たん?」
妹 「うん、ねーちゃんが買い物に言ってる間にね・・・」
ヤツ 「ははははは。またきちゃいましたよぉ」
ワタシ「な、なんか・・・」
妹 「そうなんよ・・・」
ヤツ「太宰府市って存在価値があるのかなぁ。」
ワタシ「はっ?」
ヤツ「筑紫野市に合併されるべきだと思うんだけど」
ワタシ「えっ?」
妹 「昨日と同じ話だよ。返事しても無駄・・・」
ヤツ 「だいたい太宰府天満宮だって・・・なんたらかんたら」
妹 「ご注文は?」←極上の笑顔ってとこがミソ。
ヤツ 「カレーとコーヒーください。ご飯はぁー」
妹 「はい、かしこまりました。」
ちゃんと聞いちゃいないし(笑)
ヤツ 「なんか僕の話をちゃんと聞いてないんだよねぇ」
でも2日連続で来てるやん。そんな客いないし(笑)
会話のかみ合わない気分の悪さと怖いもの見たさ半々のまま
カレーの用意をする為にワタシはキッチンへ引っ込んだ。
妹は別のお客さまの相手をにこやかにしていた。
ヤツは誰を相手というわけでもなく会話を続けてる。
ヤツ 「お正月ってさー意味ないよねー」
ヤツ 「神様なんているわけないしー」
ヤツ 「あ、カレーっていくらだっけ?」
妹 「700円です。」
ヤツ 「なんだ、聞いてんじゃん」
ワタシ「じゃあなんで2日連続で天満宮に来てんのさ。」
キッチンで独りツッコミいれてしまう(笑)
ヤツ 「僕、先にお金払っとこーっと」
2日連続で来てくれて、前金で払ってくれるお客様。
そこだけみれば極上の客だよね?(笑)
旅行カバンのようなショルダーバックから財布を探し出すべく
カウンターの上に中身を広げ出したご様子。
ワタシ「なんでオトコがあんなに荷物が多いんだか・・・」
ご飯をお皿によそいながら独りごちてみる。
ソコへ妹が笑いを必死でこらえた様子でやってきた。
拳を握って肩なんかブルブル震えてる。
妹 「ね、ねーちゃん・・・来て・・・」
ワタシ「ん?なん?」
妹 「とにかく来て・・・見れば解るけん」
ワタシ「お待たせしましたぁ♪」
ヤツ 「あー僕おなかすいちゃったぁ」
ヤツの前へ丁重に出したカレーの横には・・・・
『投稿写真』が堂々と広げてあった。
そ、そうか。2日連続で観光地の人込みをわざわざ好んで
来た理由はソレか・・・。
すべての行動の理由はソコにあったか。
今年は晴れ着のオンナの子はほとんどいなかった。
そのかわり、3センチでも腰をかがめるとパンツ丸見え♪な
お嬢さんは山ほどいた。厚底ブーツ履いてるからなおさら。
現に10人以上見た(笑)なんかオンナのワタシでも
ちょっと嬉しくて「おっ!」ってなったし(笑)
新たな初詣の利用法に感心しつつヤツが犬のような
スピードでカレーを食べるのを凝視していた。
ヤツは5分ほどで山盛りのカレーを食べコーヒーを飲んだ。
ヤツ 「僕、おしっこしたいよぉ。漏れちゃうよぉ」
妹 「申し訳ありません。当店はトイレがございません」
ヤツ 「そんなわけないだろー。おしっこでちゃうよぅ」
ワタシ「ホントなんです。申し訳ありませんが天満宮のトイレへ」
ヤツ 「嘘つくなよぉ。でちゃうよぅ。ここでしちゃうよぉ」
ワタシ「・・・・ここでされても困るし。ないって言ったらないの」
実際、うちの店にはトイレがない。前の建物をそのまま借りたら
トイレがなく、作るスペースもなかったから。珍しいよね、確かに(笑)
他のお客様の手前、怒鳴りつけることもできず睨んでやったら
ヤツはあきらめたのか、『投稿写真』を含む大量の荷物をバッグに
押し込むと店から走り去って行った。
後で妹が
「ねーちゃんが殴りかかるんじゃないかとハラハラした」って
言ってた。いくらなんでもねぇ?(笑)
横で一部始終を見ていた母がぽつりと言った。
母 「気の毒な方ねぇ。」
ワタシ「はぁ?」
母 「だって頭が・・・ちょっと・・・トイレだってよっぽど・・・」
ワタシ「あ、あのね。もしトイレがあっても貸さないよ?」
母 「なんでソンナ意地の悪いことを!」
ワタシ「ヤツの荷物の多さ見たやろ?雑誌だってカメラだって」
母 「あの雑誌がなんなの?カメラが?」
ワタシ「ヤツは変態だから。トイレ貸したらナニ仕掛けられるか」
母 「あら・・・そんな人やったとは。見かけじゃ解らんものねぇ」
ワタシ・妹 「・・・解り易すぎって気もするけど・・・」
母 「それはそれで気の毒ねぇ・・・・」
そうか?そうなのか?頭の中でグルグル「?」が渦巻いていた。
「ウナギパイさん」
なんというか・・・オトコだったらこうありたい!
という生活をなさってるようで。
楽しませていただいてますぅ。
さて、タイトルのズル。
既に日記なのに日記でない。
そんならズルもありかと。
過去にHPに載せたものを転載しちゃう♪
見たことある方ごめんなさい(笑)
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
今年の元旦から母と喫茶店を始めた。太宰府天満宮内なので
初詣客を逃してはなるものかっ!と突貫工事での慌しい開店となり
嵐のような正月三が日を寝ずに過ごした。
なにしろワタシはサービス業の経験がまったくなく、疲れもピークに
達していた3日の午前中にヤツは現われた。
オトコ、25,6歳、小太り、メガネ、肩から大きなバッグ。
おまけに首からは細胞まで写せるんじゃないか?ってくらい
望遠レンズのついたカメラ。
お世辞にも清潔とは言い難い身なり・・・・
ワタシ「いらっしゃいませ〜♪」
妹 「あ、またきた・・・・」
ワタシ「ん?昨日も来たん?」
妹 「うん、ねーちゃんが買い物に言ってる間にね・・・」
ヤツ 「ははははは。またきちゃいましたよぉ」
ワタシ「な、なんか・・・」
妹 「そうなんよ・・・」
ヤツ「太宰府市って存在価値があるのかなぁ。」
ワタシ「はっ?」
ヤツ「筑紫野市に合併されるべきだと思うんだけど」
ワタシ「えっ?」
妹 「昨日と同じ話だよ。返事しても無駄・・・」
ヤツ 「だいたい太宰府天満宮だって・・・なんたらかんたら」
妹 「ご注文は?」←極上の笑顔ってとこがミソ。
ヤツ 「カレーとコーヒーください。ご飯はぁー」
妹 「はい、かしこまりました。」
ちゃんと聞いちゃいないし(笑)
ヤツ 「なんか僕の話をちゃんと聞いてないんだよねぇ」
でも2日連続で来てるやん。そんな客いないし(笑)
会話のかみ合わない気分の悪さと怖いもの見たさ半々のまま
カレーの用意をする為にワタシはキッチンへ引っ込んだ。
妹は別のお客さまの相手をにこやかにしていた。
ヤツは誰を相手というわけでもなく会話を続けてる。
ヤツ 「お正月ってさー意味ないよねー」
ヤツ 「神様なんているわけないしー」
ヤツ 「あ、カレーっていくらだっけ?」
妹 「700円です。」
ヤツ 「なんだ、聞いてんじゃん」
ワタシ「じゃあなんで2日連続で天満宮に来てんのさ。」
キッチンで独りツッコミいれてしまう(笑)
ヤツ 「僕、先にお金払っとこーっと」
2日連続で来てくれて、前金で払ってくれるお客様。
そこだけみれば極上の客だよね?(笑)
旅行カバンのようなショルダーバックから財布を探し出すべく
カウンターの上に中身を広げ出したご様子。
ワタシ「なんでオトコがあんなに荷物が多いんだか・・・」
ご飯をお皿によそいながら独りごちてみる。
ソコへ妹が笑いを必死でこらえた様子でやってきた。
拳を握って肩なんかブルブル震えてる。
妹 「ね、ねーちゃん・・・来て・・・」
ワタシ「ん?なん?」
妹 「とにかく来て・・・見れば解るけん」
ワタシ「お待たせしましたぁ♪」
ヤツ 「あー僕おなかすいちゃったぁ」
ヤツの前へ丁重に出したカレーの横には・・・・
『投稿写真』が堂々と広げてあった。
そ、そうか。2日連続で観光地の人込みをわざわざ好んで
来た理由はソレか・・・。
すべての行動の理由はソコにあったか。
今年は晴れ着のオンナの子はほとんどいなかった。
そのかわり、3センチでも腰をかがめるとパンツ丸見え♪な
お嬢さんは山ほどいた。厚底ブーツ履いてるからなおさら。
現に10人以上見た(笑)なんかオンナのワタシでも
ちょっと嬉しくて「おっ!」ってなったし(笑)
新たな初詣の利用法に感心しつつヤツが犬のような
スピードでカレーを食べるのを凝視していた。
ヤツは5分ほどで山盛りのカレーを食べコーヒーを飲んだ。
ヤツ 「僕、おしっこしたいよぉ。漏れちゃうよぉ」
妹 「申し訳ありません。当店はトイレがございません」
ヤツ 「そんなわけないだろー。おしっこでちゃうよぅ」
ワタシ「ホントなんです。申し訳ありませんが天満宮のトイレへ」
ヤツ 「嘘つくなよぉ。でちゃうよぅ。ここでしちゃうよぉ」
ワタシ「・・・・ここでされても困るし。ないって言ったらないの」
実際、うちの店にはトイレがない。前の建物をそのまま借りたら
トイレがなく、作るスペースもなかったから。珍しいよね、確かに(笑)
他のお客様の手前、怒鳴りつけることもできず睨んでやったら
ヤツはあきらめたのか、『投稿写真』を含む大量の荷物をバッグに
押し込むと店から走り去って行った。
後で妹が
「ねーちゃんが殴りかかるんじゃないかとハラハラした」って
言ってた。いくらなんでもねぇ?(笑)
横で一部始終を見ていた母がぽつりと言った。
母 「気の毒な方ねぇ。」
ワタシ「はぁ?」
母 「だって頭が・・・ちょっと・・・トイレだってよっぽど・・・」
ワタシ「あ、あのね。もしトイレがあっても貸さないよ?」
母 「なんでソンナ意地の悪いことを!」
ワタシ「ヤツの荷物の多さ見たやろ?雑誌だってカメラだって」
母 「あの雑誌がなんなの?カメラが?」
ワタシ「ヤツは変態だから。トイレ貸したらナニ仕掛けられるか」
母 「あら・・・そんな人やったとは。見かけじゃ解らんものねぇ」
ワタシ・妹 「・・・解り易すぎって気もするけど・・・」
母 「それはそれで気の毒ねぇ・・・・」
そうか?そうなのか?頭の中でグルグル「?」が渦巻いていた。
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